この物言わぬ歴史の語り部は、公園のすみでひっそりと佇んでいた
今年の8/15の記事は、東京にある戦争遺跡をUPすることにした
この歴史の語り部は、東大和市にある東京都立東大和南公園という市民の憩いの場にいる
建物にあるこの無数の穴のようなものに注目していただきたい
これは、戦時中アメリカの攻撃によって出来たもなのである
資料によると、工場地域への攻撃は3度あったと記されている
一度目は
昭和20年2月17日
グラマンF6F戦闘機など50機編隊による銃爆撃
二度目は
同20年4月19日
ムスタング数機による攻撃
三度目は
同20年4月24日
B-29 101機編隊による爆弾投下
このアメリカ軍による三度の攻撃は死者110人以上、多数の負傷者を出した・・・
この物言わぬ時の語り部は当時のままの傷跡を残しその攻撃の凄まじさを雄弁に物語っていた
意外なことに、この変電所は平成5年まで現役だったと資料には記されていた
その後、取り壊しが予定されていたのであるが貴重な戦災建物を保存し次代へ伝えたいという市民の情熱と、元従業員の方々の情熱が1つの運動を起こし
同じく戦災建物の給水塔のモニュメントと共にこの地に保存される事となった
今はとても平和なこの地・・・近くには集合住宅が建ち並び、周りには散歩を楽しむ人々の声、子供たちの笑い声などが聞こえる・・・
この物言わぬ語り部はこうした平和を愛する市民の方々の「平和を愛する情熱」と「語り継ぐこと」を大切にした思いが込められ保存されたのである
「あの夏日本にあったこと・・・」
僕自身も忘れないようにしてゆきたいと思う
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