「流し撮りのコツ・・・」3月12日今日のショット

本日のエントリーは珍しく撮影のコツみたいなものを記事にしてみようかなと思っています
なぜならブログ仲間のSILVA&ME...sometimes talk to oneself.こと  silvadogさんが広角レンズの流し撮りに挑戦されているのでちょっとしたコツを伝授してみようと思うのだ

さて、流し撮りというのとよく勘違いされるのがこの並走などで撮る背景流しである
「流し撮りのコツ・・・」3月12日今日のショット_d0019260_1103927.jpg

シトロエン C4ピカソ

これに関してはテクニックはまったくいりません
並走するクルマからぶれないように気合を入れてカメラを構えそっとシャッターを切るだけ
誰でも簡単にできます
並走するクルマのドライバーが被写体となるクルマとキチンと並走できるかどうかだけ
どちらかというとクルマのドライバー次第です
人間が3人(ドライバー2人、フォトグラファー1人)いれば撮れます
僕の場合は人件費を安く上げるため^^;ドライバー兼フォトグラファー1人、被写体ドライバー1人でやります


で、所謂「流し撮り」の追い流しは自分が静体した状態で動く被写体を撮ることを言います
これを広角レンズでやろうとするとちょっとしたコツが必要になりますので
それを掴んでおくと結構やりやすかったりします

そのコツですが・・・
「流し撮りのコツ・・・」3月12日今日のショット_d0019260_11536100.jpg

カメラ      ニコンD300
レンズ     Tokina AT-X116PRO DX
露出モード  マニュアル
WB      オート
ISO      1250
焦点距離   11mm
絞り       F6.3
露出時間   1/13秒
ストロボ    なし
RAW撮影→ニコン キャプチャーNX2にて現像 レタッチ
このショットで分るように中心点付近の遠くが写っているところはシャッタースピード1/13秒でもあまり動いていません
しかし、手前側の壁や路面の白線はズバっと流れています
これは、動きのある被写体であってもまっすぐ受けて撮る場合
遠くの被写体は動いていてもまっすぐだと動きが遅く近くなるほど被写体の動きが早くなるということになります
さらに、広角レンズの場合中心点付近からの画像流れがあるためこの被写体の動きはもっと早く見えることになります
この辺のことを頭に入れて広角レンズを使って流し撮りをします

さて、ではどういった方法で撮るのかというと・・・

「流し撮りのコツ・・・」3月12日今日のショット_d0019260_140211.jpg

TOYOTA 2000GT

カメラ      ニコンD300
レンズ     Tokina AT-X124PRO DX
露出モード  マニュアル
WB      オート
ISO      250
焦点距離   15mm
絞り       F9
露出時間   1/20秒
ストロボ    なし
RAW撮影→ニコン キャプチャーNX2にて現像 レタッチ

広角レンズでの流し撮りの場合わりと被写体に近づいて撮りますので
結構早いシャッタースピードでも被写体は動きのある画になります
ちなみに、被写体は近ければ近いほど早いシャッタースピードでも流し撮りが可能ですが・・・かなり危険です(--;

ピントは大体はマニュアルで撮りますが
眼が疲れているときなどはAFで撮ることもあります
AFで動体を撮る場合AF-Cに設定します
この時、AF-Cを上手く使うには被写体となる動体を常にシャッター半押しなどでAFを駆動させ
設定したAFのマークで捕らえ続けることです
ちなみに、僕はAF-ONボタンは使いません ここでシャッターをきるんだ!というときにシャッター半押しでAF-ONにしておくと一連の動きがスムーズなので・・・
そして、シャッターを押す場所のだいぶ手前からファインダーを覗きAF-Cを作動させ続けることです
さらにシャッターが切れている最中はファインダーの中は暗くなるため
ファインダーを覗いていない方の眼(僕の場合は左眼)も開けて被写体を追い続けます(要するに両目を開けて撮ります)
その時、見ている場所はAFのポイントと同じ場所、車の場合はヘッドライトやエンブレム、またはナンバープレート付近を見続けています
「流し撮りのコツ・・・」3月12日今日のショット_d0019260_21813.jpg

もう一点広角レンズで撮る場合気をつけたいのがカメラを振るスピードです
広角レンズの場合、ファインダーの中で近づいてくる被写体は結構遠くにいるような気がしてきますが
実際は結構近くなので被写体は「来たな~」と思うとファインダーの中で一気に駆け抜けてゆきます
ですのでこの「一気」に振るタイミングをあわせなければなりません
そうです「きたきたきた~」と待ち構えそして狙った構図で一気にカメラを振ります
そうしないと被写体はあっという間にファインダーから消えてしまいます
被写体のスピードにもよりますが、下手すりゃぶん投げるくらいの気持ちでカメラを振ります
そしてカメラは「手」で振り回すのではなく「体全体」で振り回します

この辺を覚えておくと広角レンズでの流し撮りが上手くゆくのではないかと思います
いかがでしょうSILVA&ME...sometimes talk to oneself.こと  silvadogさん

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*コメントの書き込みありがとうございましたm(_)m今、多忙によりお返事が出来ないのですが
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by enzz3121 | 2009-03-12 02:14 | The Car's
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